Googleのナレッジパネルとは?

この前、Googleにはナレッジパネルというのがあって、友人のサロンオーナーから、すごく重要だからって言われたんだけど、意味が解らなかったので教えてほしい!

というご相談をいただいたので、順に説明していきたいと思います。
まず、ナレッジパネルというものを表示させます。
パソコンやスマホで「東京タワー」とGoogle検索してみてください。パソコンの場合は下記のように右側の赤枠部分のように東京タワーの詳細情報が表示されていることがわかります。この詳細が表示されるエリアのことをナレッジパネルと呼びます。
※スマホは一番上に表示されます。


見たことある!でも、この前私がみた画面と少し違っているような・・・
何が違っているのかまではわからないけど。

素晴らしいです!
おっしゃる通りで、ナレッジパネルは調べた内容によって掲載される内容が異なる仕組みになっているんです。
Google公式からの引用
Google のシステムは、検索されたトピックに最も関連性のある一般的な情報をナレッジパネル内に表示するように設計されています。トピックはそれぞれ異なるため、ナレッジパネルに表示される内容は同一ではありませんが、通常は以下が含まれます。
・ トピックのタイトルと要約
・ トピックに関するより長い説明
・ 人、場所、モノの写真
・ 主要な事実(著名人の場合には生年月日、モノの場合には所在地など)
・ ソーシャル プロフィールや公式ウェブサイトへのリンクナレッジパネルには、特定のトピックに関連する特別な情報が含まれる場合もあります。以下はその例です。
https://japan.googleblog.com/2020/05/KnowledgeGraphKnowledgePanel.html
・ミュージシャンの場合は、曲が表示されることがあります。
・スポーツチームの場合には、所属選手が表示される場合があります。
ナレッジパネルが表示される仕組み
ナレッジパネルの情報は、Googleが持つデータベースのナレッジグラフに基づいて作成されます。

「ナレッジグラフ」なんて言葉は初めて聞きました・・・。

ナレッジグラフは、人、場所、物事などの事実(エンティティ)に基づいて、ウェブ上の様々なデータが集められたデータベースのことを言います。音楽やテレビ、スポーツに関するナレッジパネルの情報は、データ提供者とライセンス契約を結び、情報の提供を受けている場合もあります。

余計わからなくなってしまったのですが・・・。

簡単に言ってしまえば、ほとんどはWikipediaの情報です!
つまり、Wikipediaの情報が不十分の場合、そもそもナレッジグラフにデータがないのでナレッジパネルが出現しない場合が多く、他にもWikipediaに誤った情報が掲載されているとそのデータがナレッジグラフに蓄積され、ナレッジパネルには事実と異なる内容が表示されてしまう場合があります。
また、ナレッジパネルに表示されている情報の対象者、もしくは正式な体表者である場合は、ナレッジパネルの認証を受けることができるので、変更を提案することも可能です。

つまり、ご友人のサロンオーナー様が仰っていた、ナレッジパネルが重要という情報は、間違っている可能性が高いです。

え?
でも、友達のサロンオーナーはの店舗は表示されていると言っていましたよ!

ご友人のサロンオーナー様が仰っているのは、おそらくビジネスプロフィールのことかと思います。
ナレッジパネルとビジネスプロフィールの違い

ビジネスプロフィール?

下記の画像を見ていただくと一目瞭然です。左側のナレッジパネルには、Wikipediaの情報が表示されていますが、右側にはありません。

この二つの表示は非常に似ていますが、対策難易度がかなり違います。前者のナレッジパネルの表示対策を行うには自社ホームページが必要かつ、HTMLやGoogle Search Consoleへの登録及び構造化データとよばれるサイトマップ等の作成など、専門知識が必要になります。
また、これらを全て対策したからと言って、必ずしもナレッジパネルが表示されるとは限りません。
ビジネスプロフィールは、Googleマイビジネスの登録情報
Googleマイビジネスに登録されていれば、検索キーワードに合致した場合、ビジネスプロフィールが表示されます。当社のサービスのpeakmanagerをGoogleマイビジネスに登録しているため、先ほどの様な形式で表示されます。
ビジネスプロフィールの登録方法は別記事で詳しく解説しているので、そちらをご確認ください。
まとめ
Googleマイビジネス=ビジネスプロフィールです。パネルの表示をみていただければ、ビジネスプロフィールがいかに大切であることがわかっていただけたと思います。
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